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【施術所向け】厚生労働省より「協力金」に関する通知が発出|対象施術者は早めの確認を!

  • 2025.08.12
  • お知らせ

2025年8月、厚生労働省が主管する「施術所等向け総合ポータルサイト」より、施術者を対象とした協力金制度に関する通知が公開されました。
この協力金は、療養費制度の適正運用や行政施策への協力に貢献した施術所や施術者に対し、一定の支援金が交付される制度です。

 

令和7年8月8日開催「オンライン資格確認等に関する説明会」のご報告

 

全国柔道整復師統合協議会が主催した「オンライン資格確認、マイナ保険証、レセコン連携等に関する説明会」において、厚生労働省医療介護連携政策課より提供された情報を共有いたします。

 

  1. オンライン資格確認未導入施設への2回目通知を実施予定。

   – 令和7年8月を目処に未導入施設へ再度速やかな導入要請。
   – 令和8年1月 集団指導実施 → 夏頃目安に受領委任取扱中止の通知 → 12月に中止実施予定。
   – やむを得ない事由があれば届け出により対象外。

  1. 協力金・補助金申請
    – 協力金:マイナ保険証利用促進取組を行った施術所へ5万円(取組期間5〜7月、報告期限9/30)。
    – 補助金:オンライン資格確認導入費用・レセコン連携改修費用など(申請期限R8.1/15)。
    – 協力金の期限が早いため周知協力を依頼。
  2. 住所表示機能の改修(レセコン連携機能)
    – 秋頃リリース予定。

 

■ 協力金の概要とは?
オンライン資格確認を導入し、5〜7月にマイナ保険証利用促進活動を行った施術所に、協力金5万円を支給されます。

 

主な協力内容の例:
オンライン資格確認等システムの導入・運用

マイナ保険証利用促進のための患者等へのお声がけ、チラシの配布またはポスター掲示

施術所等向け総合ポータルサイト上での報告対応

 

今回の協力金の特徴:
一定の条件を満たした施術所ごとに1施設あたり(柔整・あはきは別単位)5万円の支給

 

導入済みのICT機器(タブレット端末・スマホ等)やオンラインシステム整備費用(カードリーダー)の補助は別途4.1万上限で補助されます。

 

支給は申請制であり、期限付き(※報告期限:令和7年9月30日まで)

 

■ 対象となる施術所・施術者
柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師が勤務する施術所(出張専門施術所も含む)

マイナ保険証利用促進協力金 報告手順

以下の手順で、マイナ保険証利用促進のための協力金の報告を行ってください。

>>施術所等向け総合ポータルサイト – 施術所等向け総合ポータルサイト

  • 施術所等向け総合ポータルサイトにアクセスします。
  • ホーム画面の「お知らせ通知」セクションにある「マイナ保険証の利用促進のための取組に対する協力金について【報告もこちら】」をクリックします。
  • 「取組報告フォームはこちら 報告期限:令和7年9月30日」をクリックします。
  • 報告フォームにて、以下の情報を入力(確認)します。
    • 報告者情報
    • 施術者情報
  • 「1. マイナ保険証利用促進のための取組を行ったことの報告」の項目で、要件を確認し、問題がなければチェックボックスに☑を入れます。
  • 「2. 協力金の振込先口座情報」の項目で、以下の必要書類を準備し提出します。
    • 協力金振込先口座情報が確認できる書類(金融機関名または金融機関コード、支店名または支店コード、預金種別、口座番号、受取人名が記載されているもの)
  • 上記の内容を確認し、問題・不備なければ「送信」で完了となります。

 

■ 注意点・今後の見通し
申請は期限厳守。遅れると支給対象外となります。

協力金制度は現時点での情報になるため、施術所等向け総合ポータルサイトからの案内を必ず確認してください。

【まとめ】
厚生労働省の協力金制度は、今後の施術所経営・ICT対応・保険制度運用において重要な支援策となります。
対象施術所・施術者の方は、通知内容をよく確認し、早めの申請準備を行うことが推奨されます。

最新情報のチェックはワールド保険協会で

ワールド保険協会では、今後も制度の動向を注視し、柔道整復師、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の皆様にとって有益な情報を発信してまいります。

開業済みの整骨院様も、開業予定の方も、お気軽にご相談ください